インプラント治療の費用と流れ

北広島の歯医者 MASA歯科 インプラント

歯を1本失ったあと、そのままにしておくか、入れ歯やブリッジにするか、インプラントにするか。決めかねたまま、時間だけが過ぎてしまう方は少なくありません。

このページでは、北広島市東共栄にある MASA歯科のインプラント治療について、費用と期間治療の進め方、そして起こりうるリスク向かない方まで、順にご説明します。

インプラント治療の費用と期間

インプラントの模型と砂時計、カレンダー、硬貨を並べ、費用と治療期間を表したイメージ

はじめに、費用からお伝えします。

当院のインプラント治療の費用は、1本あたり30〜40万円程度(税別)です。税込では33〜44万円になります。保険がきかない自由診療のため、費用は全額が自己負担となります。

治療にかかる期間は、通常3〜6か月程度です。

この金額に含まれるもの

次のものは、すべてこの金額に含まれています。あとから別にいただくことはありません。

  • 初診・カウンセリング
  • 精密検査・CT撮影
  • オペ用ガイドの作製
  • インプラントを埋める手術
  • 上部構造(かぶせ物)
  • 治療後のメンテナンス
  • ガイドデントによる10年間の保証

なお、むし歯や歯周病の治療など、インプラント以外の治療にかかる費用は別になります。

10年間の保証がついています

当院のインプラントには、ガイドデント(歯科治療の保証を行う第三者機関)による10年間の保証がついています。保証にかかる費用も、上の金額に含まれています。

保証される範囲と、保証を続けるための条件は、治療を始める前にご説明します。

費用に幅があるのはなぜか

インプラントは、お一人おひとりで条件が変わります。

  • あごの骨がどのくらい残っているか
  • どの場所に、何本入れるか
  • 骨や歯茎(歯ぐき)に、あらかじめ手を入れる必要があるか

これらによって必要な処置が変わり、費用も変わります。そのため、はじめから金額を1つに決めることができません。

詳しい費用は、CT撮影を含む検査のあと、治療計画と一緒にご説明します。金額にご納得いただいてから、治療を始めます。

お支払い方法

現金のほか、クレジットカードもご利用いただけます。自費診療は金額にかかわらず、保険診療はお会計が1万円を超える場合にご利用いただけます。

ご利用いただけるカードは VISA・MasterCard・JCB です。

医療費控除について

歯の治療にかかった費用は、保険のきかない自由診療であっても、医療費控除の対象になる場合があります。ただし、見た目を美しくすることが主な目的の場合は、対象になりません(※1)。

判断が分かれることもありますので、詳しくは国税庁のページ(※1)をご確認いただくか、当院の受付にお声がけください。

インプラントとは

人工の歯・土台・チタンの人工歯根が上下に分かれた、インプラントの構造の分解図

インプラントは、歯を失ったところのあごの骨に、チタンでできた人工の歯の根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療です。

しっかり噛めること、見た目が自然なことに加えて、もう1つ大きな特長があります。両隣の健康な歯を削らずに済むことです。

入れ歯・ブリッジとの違い

隣の歯を削るか支える力取り外し
ブリッジ削ります両隣の歯で支えますなし
部分入れ歯削ることがあります残っている歯とバネで支えますあり
インプラント削りませんあごの骨で支えますなし

ブリッジは、失った歯の両隣を削って土台にします。部分入れ歯は、バネをかける歯に力がかかります。どちらも、残っている歯に負担がかかるという共通点があります。

インプラントは、その負担を隣の歯に回さずに済む方法です。一方で、手術が必要で、費用も高くなります。どちらが良いという話ではありません。

当院の進め方

CT画像を映したモニター、オペ用ガイド、手術用顕微鏡を並べた、当院の進め方のイメージ

CT撮影で、見えないところを確かめる

インプラントを入れる場所には、外からは見えないものがあります。あごの骨の厚みや形、そして神経や血管の通り道です。

当院では、歯科用CTで立体的な画像を撮り、これらの位置を確かめたうえで、インプラントを入れられるかどうか、どこに入れるかを判断します。

オペ用ガイドを使う

オペ用ガイドは、CTのデータをもとに、患者さんお一人ごとに作る手術用の型です。手術のとき、あらかじめ計画した位置に器具を導くために使います。計画と実際の手術のあいだのずれを、できるだけ小さくするためのものです。

マイクロスコープ

当院には、最大80倍まで拡大できるデジタルマイクロスコープがあります。肉眼では確認しにくい細かい部分を、拡大して見ながら処置を進めます。

なお当院は、手術用顕微鏡加算(手顕微加)第366号の届出を行っています。

当院の設備について詳しくは 設備紹介 をご覧ください。

手術のための備え

滅菌パックに入った器具、ステンレスのトレー、滅菌クロス、口腔外バキュームを並べた手術の備えのイメージ

インプラントは、外科手術をともなう治療です。そのため当院では、外来で手術を行うための体制について、厚生局に次の施設基準を届け出ています。

届出している施設基準番号
歯科外来診療医療安全対策管理加算1(外安全1)第2584号
歯科外来診療感染対策加算1(外感染1)第2618号

また、院内にはAED(自動体外式除細動器)と、治療中の粉じんを吸い取る口腔外バキュームを備えています。

当院が届け出ている施設基準は全部で21項目あります。当院の施設基準について でご確認いただけます。

治療の流れ

人工歯根を埋めてから骨と結びつき、人工の歯を取り付けるまでの3段階を示した図
STEP
初診相談

今のお口の状態と、気になっていることをうかがいます。この時点では、インプラントに決めていただく必要はありません。

STEP
精密検査

CT撮影を含む検査を行い、あごの骨の状態を確かめます。

STEP
治療計画と費用のご説明

検査の結果をお見せしながら、治療の方法と費用をご説明します。ここでご納得いただけない場合、治療を進めることはありません。

STEP
インプラントを埋める手術

局所麻酔で行います。手術の時間は1〜2時間程度で、日帰りです。

STEP
骨と結びつくのを待つ期間

埋めたインプラントとあごの骨がしっかり結びつくまで、数か月お待ちいただきます。治療期間の大半は、この期間です。急いで進められる部分ではありません。

STEP
人工の歯を取り付ける

噛み合わせと見た目を確かめながら、上に取り付ける歯を作って装着します。

リスクと副作用

問診票とペン、インプラントの模型を並べた、治療の説明を受ける場面のイメージ

インプラントは手術をともなう治療です。次のようなことが起こる可能性があります。

  • 手術のあと、腫れ・痛み・内出血が出ることがあります
  • 下あごの奥歯のあたりには神経が通っています。まれに神経を傷つけ、下唇や口のまわり、歯茎にしびれが残ることがあります
  • 上あごの奥歯の上には空洞(上顎洞)があります。まれに、この空洞に炎症が起きることがあります
  • 埋めたインプラントがあごの骨と結びつかず、やり直しになることがあります
  • お手入れが行き届かないと、インプラントのまわりの歯茎と骨に炎症が起き、骨が溶けてしまうことがあります(インプラント周囲炎)
  • 噛んだときの感覚が、ご自身の歯とは違うと感じられることがあります
  • 糖尿病や骨粗しょう症のお薬など、持病やお薬によっては、主治医の先生とご相談のうえで進める必要があります
  • 喫煙は、骨との結びつきや傷の治りに影響することが知られています
  • 保険がきかないため、費用は全額が自己負担となります

日本口腔インプラント学会も、外科処置にともなう痛み・腫れ・出血や合併症の可能性を挙げています。お手入れによっては感染が起こりうることにも触れています(※2)。

これらは当院に限らず、インプラント治療に共通するものです。当院では、CT撮影で神経や空洞の位置を確かめ、オペ用ガイドで位置を導くことで、こうしたことが起きにくいように努めています。

ご心配な点は、手術の前に必ずご説明します。途中でやめる判断も、もちろんできます。

向かない方・できない方

デンタルミラーで自分の歯を確認している、歯を残せるかを確かめる場面のイメージ

インプラントは、すべての方に適した治療ではありません。次のような場合、お受けいただけないことや、先に別の治療が必要になることがあります。

  • あごの骨の成長が終わっていない年齢の方
  • あごの骨の量や厚みが足りない方(先に処置が必要になることがあります)
  • 毎日のお手入れを続けることが難しい状態の方
  • 重い持病があり、外科手術が体に負担になる方
  • 喫煙されている方(骨との結びつきに影響することがあります)

日本口腔インプラント学会も、全身の状態が良くない場合や骨が十分でない場合には治療が難しくなることを挙げています(※2)。

その前に、「残せる歯かどうか」を確かめます

当院がまず考えるのは、その歯を残せないかということです。「もう抜くしかない」と言われた歯でも、次のような方法で残せることがあります。

  • 歯周組織再生療法(リグロス) — 溶けてしまった骨を回復させる治療
  • MTAセメント — 深い虫歯で、歯の神経をできるだけ残すための治療
  • エクストルージョン・歯冠長延長術 — 歯茎の下に埋もれた歯を引き出す治療
当院の考え方

インプラントは、歯を失ったあとの選択肢です。失う前にできることがあるなら、そちらを先に考えます。

詳しくは 歯を残すための治療 をご覧ください。

入れたあとのお手入れ

歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス、インプラントの模型を並べたお手入れのイメージ

インプラントは、入れて終わりではありません。インプラント自体は虫歯になりませんが、まわりの歯茎と骨は病気になります。

これが、リスクの章でも触れたインプラント周囲炎です。進んでしまうと、せっかく入れたインプラントを支える骨が失われます。

日本口腔インプラント学会も、日々のお手入れに加えて定期的な歯科医院でのメインテナンスを続けることが必要だと説明しています(※3)。

当院では、定期的な検診とクリーニングでお口の中を確認していきます。なお当院は、継続してお口の管理を行う体制について口腔管理体制強化加算(口管強)第1134号の届出を行っています。

お手入れを担当する歯科衛生士の福永 志織(ふくなが しおり)も、日本口腔インプラント学会に所属しています。日本歯周病学会、日本口腔筋機能療法学会、日本顎咬合学会にも所属しており、インプラントのまわりの歯ぐきの状態を、続けて見ていきます。

スタッフ紹介はこちら

歯茎の状態が気になる方は、歯周病治療 もあわせてご覧ください。

他院で入れたインプラントのご相談

他の歯科医院で入れたインプラントについても、ご相談を承っています。

  • 入れてから年数が経ち、具合が気になる
  • ぐらつく感じがする
  • 歯茎が腫れる、出血する
  • 治療を受けた医院に、今は通えない

当院では、インプラント周囲炎の治療にも対応しています。インプラントのまわりで起きていることは、歯周病とよく似た仕組みです。

院長は日本歯周病学会に所属しており、あわせて歯周組織再生誘導手術(GTR)第416号の届出も行っています。

対応できるメーカーがあります

インプラントはメーカーごとに形が違い、外したり付け直したりするための器具もそれぞれ専用のものになります。

当院で対応できるのは、ストローマン社と、ザイブ(XiVE)社のインプラントです。この2社については、必要な器具がそろっています。

それ以外のメーカーのものは、器具の取り扱いがないため、そのままでは対応できないことがあります。まずはご相談ください。どこのメーカーのものか分からない場合も、拝見させていただきます。

まずは今どうなっているのかを確かめるところから始めます。すぐにやり替えると決めなくても構いません。状態を見せていただくだけでも大丈夫です。

よくあるご質問

インプラントの費用はいくらくらいですか?

当院では1本あたり30〜40万円程度(税別/税込33〜44万円)です。保険がきかない自由診療のため、全額が自己負担となります。あごの骨の状態や必要な処置によって変わりますので、詳しい金額は検査のあとにご説明します。

その費用には、何が含まれていますか?

初診・カウンセリング、精密検査とCT撮影、オペ用ガイドの作製、埋める手術、上部構造(かぶせ物)、治療後のメンテナンス、そしてガイドデントによる10年間の保証まで、すべて含まれています。検査やかぶせ物の費用を、あとから別にいただくことはありません。なお、むし歯や歯周病の治療など、インプラント以外の治療にかかる費用は別になります。

保証はありますか?

ガイドデント(歯科治療の保証を行う第三者機関)による10年間の保証がついています。保証にかかる費用も治療費に含まれており、別にいただくことはありません。保証される範囲と、保証を続けるための条件は、治療を始める前にご説明します。

インプラント1本50万円は高いですか?

金額だけでは判断が難しいところです。その費用に何が含まれているかで、総額は変わります。検査費用や人工の歯の費用が別に必要な場合もあります。他院とお比べになるときは、最終的に支払う総額でご確認ください。当院でも、検査後に総額をお伝えします。

インプラントがやめたほうがいいと言われるのはなぜですか?

手術が必要なこと、費用が高いこと、治療期間が長いこと、入れたあともお手入れが要ることが主な理由です。また、そもそもインプラントが向かない方もいらっしゃいます。当院では、まずその歯を残せないかを確かめたうえで、必要な場合にご提案しています。インプラント以外の方法をおすすめすることもあります。

治療期間はどのくらいかかりますか?

通常3〜6か月程度です。期間の大半は、インプラントとあごの骨が結びつくのを待つ時間です。骨の状態によっては、もう少しかかることもあります。

手術は痛いですか?

手術は局所麻酔で行いますので、手術中の痛みは抑えられます。麻酔が切れたあとに痛みや腫れが出ることがありますので、お薬をお出しします。痛みが不安な方は、遠慮なく事前にお伝えください。

インプラントはどのくらいもちますか?

お口の状態やお手入れの状況によって変わるため、年数をお約束することはできません。日本口腔インプラント学会は、日々のお手入れと定期的なメインテナンスを続けることが必要だと説明しています。当院でも、入れたあとの定期検診を大切にしています。

他の歯科医院で入れたインプラントも診てもらえますか?

はい、ご相談を承っています。ぐらつきや歯茎の腫れなど、気になることがあればお持ちください。すぐにやり替えると決めていなくても構いません。

支払いにクレジットカードは使えますか?

現金のほか、クレジットカードもご利用いただけます。自費診療は金額にかかわらず、保険診療はお会計が1万円を超える場合にご利用いただけます。ご利用いただけるカードはVISA・MasterCard・JCBです。

北広島でインプラントをお考えの方へ

MASA歯科は、北広島市東共栄にある歯科医院です。「東部中学校入口」バス停の目の前で、駐車場は4台分ございます。

診療は朝8:30から土曜日も17:30まで行っています。お仕事帰りや、平日に時間が取りにくい方にもお越しいただいています。

完全予約制です。まずはお電話でご相談ください。

011-372-8000(月~土8:30~12:30/13:30~17:30※日祝休)

「インプラントにするかどうか、まだ決めていない」という段階でも構いません。今のお口の状態を知っていただくところから、ご一緒に考えます。

監修:須釜 将之(すがま まさゆき)/MASA歯科 院長

北海道医療大学歯学部 2010年卒。

日本口腔インプラント学会・日本顎咬合学会・日本歯周病学会・北海道形成歯科研究会・日本歯科東洋医学会 所属。

2021年 国際デンタルクリニック札幌インプラント&矯正センター 勤務。

「歯を抜かない、無駄に削らない。必要のない治療は行わず、できるだけ歯を保存する」を診療方針としています。

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